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成功率アップのためにエンジニアが知っておくべき面接対策&事前準備とは?

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就職において、避けては通れないのが「面接」です。
質問にしっかりと答えながら自分をアピールするというのは、誰にとっても緊張してしまうものでしょう。
しかし面接は、エンジニアとして働いていく上での条件を確認できる、大切なポイントです。
そつがないようにと受身でいるのもよくありません。
心地よく働いていくために、実践してほしい面接対策についてご紹介します!

エンジニアの面接を成功させるためのポイント

面接では「仕事を任せられるか?」「一緒に働きたいと思えるか?」等、シビアに判断されます。

求められるのは何より「本当に当社に入りたいのか?頑張れるのか?」という「熱意」。
どんな企業も、入社してすぐに辞めてしまう人はとりたくないものでしょう。

「入社したい!」という意志を裏付ける、入社後のビジョンを明確に伝えましょう。
さらに直近の目標だけでなく、数年に渡る長期的な計画や将来像があれば、企業側も共に働くイメージが湧きやすくなります。

また、エンジニアの仕事はチーム制の作業も多く「コミュニケーション能力」も評価されます。
口ベタな人はたじろいでしまうポイントかもしれません。
しかし、きちんと相手に伝えようとする意志や謙虚さがあればカバーできます。
流暢に話せなくとも、前向きで誠実な意志を表明するよう心がけましょう。

エンジニアの面接で聞かれやすい質問、聞いておくべき質問

面接で最も気になるのが「実際、どんなことを聞かれるの?」という点ではないでしょうか。
定番の質問については、あらかじめ答えを用意しておきましょう。

志望動機について

必須項目です。
「なぜ、当社がいいのか(他社とどのように違うのか)」を論理的に説明しましょう。

自分自身の特性について

自分のキャラクターを端的に伝えられる、具体的なエピソードを用意しておきましょう。
自身の良い点、悪い点にくわえ、短所をいかにカバーするかが添えられるとベターです。

今後のキャリアや展望について

現在勉強中のスキルがあればアピールしたいところです。
さらに今後身につけたいスキルなど、具体的に説明しましょう。
具体的な製品やサービスと絡め、携わりたいプロジェクトを思い描いておきましょう。

自身の活躍できるフィールドについて

入社後どのように会社に貢献できるか。
またプロジェクトではどのような役割を引き受け活躍できるか。
それぞれ、スキルや長所と絡めてアピールしましょう。

さらに面接では、最後に「何かご質問はありますか?」と尋ねられます。
そのとき「ありません」ときっぱり返すのは、受け身な印象につながってしまいます。

かと言って不要な質問をするのも的外れ。
エンジニアの面接では、逆質問で聞きたいことをあらかじめ用意しておきましょう。

作業環境、開発環境について

現在のスキルが活かせる環境があるのか、確認しておきましょう。
さらに、今後身につけるべきスキルをあわせて尋ねれば意欲のアピールにもつながります。

これまでのプロジェクト体制やスケジュールについて

実際に働く上で気になるのが「平均残業時間」ですよね。
しかし、ずばり聞いてしまうのは相手にあまりいい印象を与えません。
「これまでどのようなプロジェクトを、どのように進行したのか」を聞くようにしましょう。
社員のワークモデルを尋ねてみるのも良いでしょう。

面接で落とされないために、あらかじめ用意しておきたいこと

面接は当日の受け答えももちろん大切ですが、本番前の期間も重要です。
冷静に自分をアピールするためには、事前準備が鍵となるのです。

履歴書に書いておきたいこと

エンジニアの面接では、やはりスキルや経験が重視される傾向にあります。
企業に提出するESや履歴書には、技術スキルや経験などを分かりやすく記入しておきましょう。

企業情報の収集を怠らない

企業理念や業務内容は、検索によって情報が得られる場合があります。
逆質問にて「調べれば分かること」を聞くことは、意欲をアピールするどころかマイナスになりかねません。
あらかじめ企業の公式サイトに目を通し、企業のことをよく知っておきましょう。
調べても分からなかったことを、情報収集によって知ったことと絡めて逆質問できるのが理想ですね。

まとめ

面接は、その後の仕事の在り方を分ける重要なポイントです。
だからこそしっかり準備をした上で臨みましょう。
また、企業側と自身とでミスマッチがないよう、自ら不明な点をすりあわせていく能動的な姿勢も忘れないようにしましょう。