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職務経歴書・履歴書

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IT・Web業界への転職のための職務経歴書・履歴書の書き方

IT・Web業界に限らず、転職を成功させるためには、自己アピール力が重要となります。
自分を上手にアピールできなければ、転職は失敗に終わってしまいます。

そこで重要となるのが、職務経歴書と履歴書の書き方なのです。
企業の採用担当者は、あなたのことは何も知りません。
採用担当者があなたを知る手がかりは、職務経歴書と履歴書しかないのです。

そう考えると、職務経歴書と履歴書がいかに大切なものかがわかります。
どんなに素晴らしいスキルがあっても、それが採用担当者に正しく伝わらなければ、採用してもらえないのです。

職務経歴書と履歴書の書き方で決まる

転職活動をしても、いつも書類審査で落とされるという人がいます。
こういう人は、職務経歴書や履歴書、自己PR書の書き方がよくない場合が多いのです。

これらを作成するには、「自分の言葉でまとめる」「読みやすさを考える」「スキルを正確に伝える」などの点が重要となります。

職務経歴書や履歴書が上手に書けない人は、ただ事実を書き並べればいいと思っているのです。
しかし、それではうまく相手に伝わりません。
読んでわかりやすいものでなければ、相手に理解してもらえないのです。

「相手は自分のことを何も知らない」という当たり前のことを念頭に置いて作成すれば、誰が読んでもわかりやすいものになります。

自己PR書は意外に重要

職務経歴書や履歴書はすぐ書けても、自己PR書は苦手という人が多いようです。
日本人は自分をPRすることに慣れていませんし、文章を書くことが苦手な人も多いので、どうしてもそうなってしまうのでしょう。

しかし、みんなが苦手ということは、それをしっかり書けば、それだけで他の応募者の上をいくことができるのです。
職務経歴書や履歴書はもちろん、自己PR書もぜひ読みやすくわかりやすく書きたいものです。

まずは自分のスキルなど、アピールしたいことを書き並べてみましょう。
それを自分の言葉でまとめて、相手に伝わりやすいことを一番に考えて整理すればいいのです。

伝えたいことがはっきりしたら、それをもっと細かく書き出していくといいでしょう。
あとは、不要な部分を削除していけば、まとめやすくなります。

書類のフォームは企業の指定がなければ、ネット上で適当なテンプレートを探しましょう。
このときも、印刷して読みやすいかどうかが、テンプレート選びのポイントとなります。

書きやすいことを第一に考えて選ぶ人がいますが、これではいけません。
あくまでも、読みやすいかどうかを第一に考えて選びましょう。

IT・Web業界の企業では、転職に必要な書類をダウンロードするよう指示されることが多いので、事前に確認しましょう。
また、応募もすべてネットで行う企業も増えているようです。

これは、IT・Web系という仕事柄、パソコンとネットを使えることは必須条件なので、ネットで応募できなければ、最低条件を満たしていないとみなされるわけです。
つまり、すでに応募の段階から審査が始まっているということなのです。

IT・Web業界の職務経歴書の書き方

一般の企業では、応募の際に提出するのは履歴書だけの場合が多いのですが、IT・Web業界では必ず職務経歴書の提出を求められます。
そして、IT・Web業界では履歴書よりも職務経歴書のほうが重視されます。

履歴書は出身学校の記述から始まって、これまでどんな仕事をしてきたかを書くものです。
つまり、職歴としてIT・Web業界以外の仕事の経験があれば、それも書くのが履歴書です。

しかし、IT・Web業界の採用担当者は、IT・Web関連以外の職歴はあまり必要としません。
重要なのは、あくまでもIT・Web系の職歴なのです。

職務経歴書には、古い順からIT・Web系の職歴を書いていきます。
ここでは、どんな職種をどれくらいの期間経験したかを明確に書かなければなりません。
職種については、たとえばプログラム開発なら、プログラマーとしてどの言語を使って何年勤めたか、SEとして何年勤めたかなどについて詳細に書くことになります。

IT・Web業界の履歴書の書き方

IT・Web業界の転職では、履歴書よりも職務経歴書のほうが重視されます。
ですから、履歴書の書き方としては、IT・Web業界だからといって特に変わったことはありません。

普通の履歴書と同じで、出身学校から始まってこれまでの職歴を書いていけばいいのです。
もし書き方がわからなければ、ネットに履歴書のサンプルがありますので、それを参考にするといいでしょう。

おわりに

IT・Web業界の転職にとって、職務経歴書、履歴書、自己PR書はとても重要なものです。
これらの書類を読んだ採用担当者に、「ぜひおこの人を面接したい」「この人のことをもっと知りたい」と思ってもらえるようなものを書きましょう。