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内定・退職・入社

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内定が決まったらどうする?スムーズな退職と入社手続きのコツ

内定が決まったらどうすればいいのでしょうか。
入社までにやるべきことは何でしょうか。
内定から入社までの間で何か不都合なことがあると、新しいスタートがスムーズにいかないばかりか、新しい勤め先に迷惑をかけることになります。
手続きや準備に万全を期して、ミスのないようにしたいものです。

内定から入社までの流れ

内定が決まってから入社までの流れは、
1.内定通知
2.雇用契約
3.入社
といった手順になります。
すでに前職を退職していればこれだけで済みますが、まだ在職中であればこの間に退職というステップが入ることになります。

内定が決まると、入社の意思確認があります。
本当に入社してくれますかと聞いてくるわけですが、このとき給与や待遇面で不明な点があれば、確認した上で回答するようにしましょう。
入社前に聞きたいことがあれば、このタイミングを逃すと、あとは入社するまで聞けないことになります。

内定が決まったら、入社日も決めなくてはなりません。
このとき、まだ前職に在職中であれば、退社日を決めるのが先であることはいうまでもありません。
退社日を決めてから、入社日を決める手続きをしましょう。

ただ、実際には面接時にいつ退社するかを話し、採用されたらいつから出社できるか決めている場合も少なくありません。
というのは、現職をいつ辞めるのかもわからないでは、面接を受けても採用になりにくいからです。

前職を退職していない場合

新しい就職先が決まった場合、すでに前職を退職していれば問題ありませんが、まだ在職中の場合はいろいろと踏むべき手順があります。

円満に退職するためには、退職の意思を伝えるタイミングが大切です。
業務の繁忙期には引き止められることもありますし、引き継ぎがしっかりできないとスムーズに退職できない場合もあります。

といっても、あまり心配することはありません。
退職は1か月以上前に上司に伝えるのが常識とされています。(民法上は2週間前)
普通はこれさえ守っていればまず問題ありません。

どんな事情であれ、本人が退職したいという意思は尊重されるべきで、誰も妨げることはできないからです。
といっても、極端に忙しい時期であったり、たまたま退職者が続いたりした場合には、引き止められることもありますから、そういった問題があればある程度考慮する必要があります。

また、1か月以上前に退職の告知をしなかったからといって処罰されるわけではありませんが、決められたルールですから、できるだけ守るようにしましょう。
これを守らないと、退職の手続きがスムーズにできなかったりして、次の就職に支障が出ないとも限りません。

退職するときは、少なからず会社に迷惑をかけてしまうものです。
その点も考慮して、円満退社を心がけるようにしましょう。

退職までにすること

多くの場合、後任者との間で仕事の引継ぎが行われます。
退職する人は、会社の求めに応じて後任者に仕事の内容を教えて、引継ぎをしなければなりません。

引継ぎは簡単に済む場合もありますが、後任者が不慣れだったり仕事の内容が複雑な場合は、退社日までに十分な引継ぎができないこともあります。

その場合は、上司と相談してどこまで引き継ぐかなどを、明確にしておく必要があります。
決められたところまでしっかり引き継ぎをすることは、前任者に課せられた責任となります。

その他のやるべきこと

退社日までに、会社に置いてある私物を整理しなければなりません。
私物は全部持ち帰り、会社から貸与されたものは返却するようにしましょう。

パソコンのデータは、不要なものは消去します。
消去するデータと残すデータについて、明確なルールがあればそれに従い、ルールがなければ上司や後任者と相談しながら消去してください。

退社と入社の事務上の手続き

退社する場合は、社会保険や雇用保険などの手続きが必要となります。
また、会社で独自に決めた退職時の手続きがある場合もありますので、上司や総務と相談のうえ進めましょう。

新しい会社に入社する際も同様の手続きがありますが、これも次の会社の上司や総務の指示に従って行えば問題ありません。
また、退社日、入社日とも印鑑が必要になることが多いので、必ず持参するようにしましょう。

おわりに

退社時は入社時よりもいろいろと面倒なことが起こりがちですので、ひとつずつ誠意をもって行っていきましょう。