キャラクターデザイナーの年収
アニメで大活躍のキャラクターデザイナーの仕事と年収
キャラクターデザイナーは、アニメやゲームのキャラクターをデザインするのが仕事です。
これ以外にも、小説の表紙や挿絵、文具や雑貨のパッケージに印刷されるキャラクターなどをデザインすることもあります。
また、近年ブームになっている、地方のマスコットキャラクター(ゆるキャラ)などのデザインを担当することもあるようです。
キャラクターデザイナーの仕事の内容と年収はどれくらいなのでしょうか。
キャラクターデザイナーの仕事
キャラクターデザインとは、アニメやゲームに登場するキャラクターの顔や髪型、服装などをデザインすることをいいます。
といっても、デザイナーが勝手にデザインするのではなく、シナリオの設定や監督の意向をもとにして作り上げていきます。
現場では、アニメーターがキャラクターデザインを兼任することもあるようで、キャラクターデザイナーとアニメーターの区別があいまいな場合もあります。
アニメに原作がある場合は、その原作に忠実にキャラクターをデザインしますが、オリジナルアニメだとすべての登場人物が、デザイナーの完全な創造物ということになります。
キャラクターデザイナーの年収
平均年収は300万円~600万円です。
前職の実績やスキルによって待遇が変わりますが、重要な仕事の割に年収は伸びないようです。
最低年収が300万円と低いのは、キャラクターデザイナーの年齢層が若いことも関係しています。
ただし、フリーランスの場合は1000万円以上のケースもあるようです。
業務内容
キャラクターデザイナーは、アニメやゲームに登場するすべてのキャラクターの外見をデザインしますが、人物の正面以外にも横顔や背中側もデザインします。
また、動作や表情、服装の種類、アクセサリーなどについても詳細にデザインを決めます。
主人公のキャラデザインは特に細部まで決めてあり、長期放映のアニメなどの場合に、デザインが変化することがないように留意しています。
アニメは常に同じクリエイターが描くとは限らないので、描く人によって変わることがないように配慮されています。