シナリオライターの年収
ゲーム業界に必要なシナリオライターの仕事と年収とは
シナリオライターといってもさまざまですが、ゲームの場合は企画から携わってストーリーを作成し、ゲームの完成まで全体を統括する立場で業務を遂行します。
このように、重要な立場にあるシナリオライターの仕事とはどのようなもので、年収はどれくらいなのでしょうか。
シナリオライターの仕事
通常、ゲームはシナリオどおりに進行していきますが、さまざまな状況によって、シナリオの変更を余儀なくされる場合も少なくありません。
ゲームのキャラクターや世界観が決まると、シナリオライターがストーリーを組み立てますが、場合によってはストーリーが先に決まることもあります。
また、シナリオライターなのに、ゲームの分岐制御を組み込むような、プログラマーに近い業務を担当することもあります。
こういったさまざまなケースについて、シナリオライターは柔軟な対応を求められます。
シナリオライターの年収
平均年収は250万円～300万円です。
かなり低いですが、これは年齢的に若い人が多いのも原因のひとつとみられます。
フリーランスまで含めると年収はもっと幅広くなり、上級者では数千万円という人もいます。
シナリオライターは個人の才能がものをいう世界ですから、能力によってこのような差がついてしまうのです。
高い収入を得るためにはフリーランスになればいいのですが、それは必ずしも安定した収入を約束するものではありません。
そのため、フリーランスの中には完全に一人で活動する人もいますが、数人のフリーランスが集まって仕事を分け合うケースもあるようです。
今後の展望
ゲーム会社のシナリオライター募集は、年々増える傾向にあります。
少し前まではRPGゲームのシナリオライター募集が多かったのですが、最近ではプレイバイウェブ（PBW）のような、テーブルトークRPG型のゲームも増えていますので、常に業界の流れを見て最新動向に注目する必要があります。
コンシューマゲームのRPGなどの求人も相変わらず多いのですが、こういったシナリオを書ける人はたくさんいるので、かなりハイレベルなスキルを要求されることもあるようです。