内定ゲットのために絶対覚えたい、エンジニアの履歴書&職務経歴書の書き方のコツ
就職活動をする上で最も大切とさえ言えるのが「履歴書」「職務経歴書」です。
質の低い履歴書では、たとえスキルを持っていても内定を勝ち取ることが厳しくなってしまうかもしれません。
希望の企業に入社できるよう、あらためて履歴書・職務経歴書の書き方をチェックしましょう!
絶対知っておきたい、履歴書の基本の書き方とは?
まずは、基本となる書き方をおさらいします。
要点を確認しながら作成してみてください。
履歴書は、デジタルの場合も手書きの場合もさまざまなフォーマットがあります。
自分に合ったものを選び、各項目を丁寧に埋めていきましょう。
◆基本情報
住所、氏名、連絡先などの基本情報は絶対に誤りのないよう見直しを行いましょう。
アパートやマンションに住んでいる場合、建物名や部屋番号まで省略せずに記載します。
◆学歴・職歴など
小・中学校は卒業年次のみ記載します。
高校・専門学校・大学などは入学年次、卒業年次の両方を記載しましょう。
また、学部・学科・専攻なども明記してください。
◆資格・免許
取得した資格・免許を明記します。
勉強中のものがあれば、あわせて記載しましょう。
◆志望動機・自己PR
技術面での自己PRだけでなく、性格など広い面でアピールを心がけましょう。
「何が好きか?」「どんな経験があるか?」など、キャラクターが簡潔に伝わるように記載します。
◆本人希望記入欄
職種や勤務地など、希望がある場合にはしっかりと明記しましょう。
入社後の不満や不安を防ぐことができます。
職務経歴書の基本の書き方とは?
続いて、職務経歴書の書き方もチェックしていきましょう。
職務履歴書には以下の内容を書いていきます。
◆経歴要約
例:「○年▲月~▲年○月株式会社○○、▲▲部」
所属企業・部署を簡潔に並べていきます。
◆職務経歴
例:「○年▲月~▲年○月株式会社○○ 配属 ○○の開発事業」
上記経歴の内容をさらに掘り下げます。
会社の資本金や売り上げ高など、会社の概要を添えましょう。
◆開発経歴
例:「○年▲月~▲年○月、プロジェクト○○、担当業務 開発・運用」
さらに、実際に携わったプロジェクトを明確に記載していきます。
自身の担当業務や、使用ツール(環境・言語・DBなど)も書くことで分かりやすい印象を与えます。
◆活かせるスキル
例:「スマートフォンアプリの設計・開発、マネジメント業務」
これまでの経験から活かしていけるスキルを記載しましょう。
簡潔に伝わるように、箇条書きでかまいません。
◆自己PR
例:「これまでにスマートフォンアプリの設計・開発を中心に実績を積んで参りました。この経験を活かし、ユーザー目線に経ったアプリの設計・開発に参画したいと考えております。」
最後に自己PRを沿え、しっかりと意欲を表明しましょう。
履歴書・職務経歴書を書く上で注意すべきこととは?
実際に書き出すときは「採用担当者という特定の人物へ向けて書いている」ことを忘れないようにしましょう。
項目に沿って一人で記入していく作業はつい、ひとりよがりになってしまいがちです。
しかし、読んでもらうために書くという点で、履歴書・職務経歴書は手紙と同じ存在と言えます。
読み手を意識して、分かりやすく書くことを心がけましょう。
さらに、エンジニア就職の場合、人事の方だけではなく専門知識を持ったエキスパートの方も目を通します。
同職の方から見ても、簡潔かつ具体的な内容を示すことが必須です。
また、職務経歴書など、自身の経験をまとめる場合には「いつ」「どこで」「何を」「どのように」が分かるように明記します。
キャリアがあまりない場合には、取得資格や勉強中のスキルなどを記載するのもおすすめです。
まとめ
履歴書・職務経歴書は、就職活動の明暗を分ける大切な書類です。
あなたのもう一つの「顔」とも言える存在になりますので、漏れのないよう丁寧に書きましょう。
書類選考、面接、そして内定までをスムーズに進行するため、改めて履歴書・職務経歴書を見直してみては?